2026/08/21
エスプレッソ
本場イタリアのエスプレッソは何が違う?日本との味・飲み方・文化を比較

「本場イタリアのエスプレッソは、日本で飲むエスプレッソと違うの?」
エスプレッソと聞くと、小さなカップに入った濃くて苦いコーヒーをイメージする方も多いかもしれません。
でも、イタリアでのエスプレッソは日本のエスプレッソのイメージとは違って特別な飲み物というより、毎日の暮らしに溶け込んだ身近な存在です。
一方、日本では豆の産地や焙煎、抽出方法などをじっくり楽しむスタイルも広がっています。
同じエスプレッソでも、味のつくり方や飲み方、楽しまれる場面には少し違いがあります。
今回は、本場イタリアと日本のエスプレッソの違いを、カジュアルに見ていきましょう。

そもそもエスプレッソとは?
エスプレッソは、ドリップ用よりも細かく挽いたコーヒー豆に9気圧でお湯を通し、短時間で少量抽出するコーヒーです。
一般的なドリップコーヒーよりも量は少ないものの、香りや味わいがぎゅっと詰まっています。抽出した表面にできる、きめ細かな泡の層「クレマ」も特徴のひとつです。
そのまま飲むだけでなく、カプチーノやカフェラテなど、さまざまなメニューのベースにもなっています。

イタリアと日本の味の違い
イタリアのエスプレッソは、しっかりとした苦味とコクを感じられる味わいが一般的です。
短時間でさっと飲んでも満足感があり、砂糖を加えて楽しむ人も多いです。
一方、日本のカフェでは、
- 豆が持つ酸味や香り
- 産地ごとの個性
- 浅煎りよりの焙煎
を生かしたエスプレッソも多く見られます。
もちろん、イタリアのエスプレッソがすべて苦いわけでも、日本のエスプレッソがすべて浅煎りというわけでもありません。
地域やお店、使用する豆によって味は変わります。
大きな違いは、「どちらが正しいか」ではなく、お客様にどのような一杯を楽しんでもらいたいかという考え方にあると思います。

飲み方と楽しみ方の違い
イタリアでは、バールのカウンターでエスプレッソを注文し、短い時間でさっと飲むスタイルがよく知られています。
- 朝の一杯。
- 仕事の合間の一杯。
- 食事のあとの一杯。
エスプレッソは、日常の小さな区切りのような存在です。
日本では、席に座って会話や空間を楽しみながら、ゆっくりコーヒーを飲むスタイルが一般的です。
一杯のエスプレッソについて、豆の産地や焙煎方法、抽出の特徴を聞きながら味わうこともあります。
イタリアでは「日常の美味しい習慣」、日本では「味わう体験」として提供されることが多い。この違いも興味深いところです。

エスプレッソに表れるコーヒー文化
イタリアのエスプレッソ文化では、いつもの場所で、いつもの一杯を楽しむことが大切にされています。
お店の人との短い会話も含めて、バールが地域の人々の日常を支える場所になっています。
一方、日本では、
- ハンドドリップ
- 焙煎
- ラテアート
など、つくり手の技術や細かな違いを楽しむ文化が育ってきました。
そのため、エスプレッソも単に濃いコーヒーとしてではなく、豆や抽出方法による味の違いを楽しむ飲み物として広がっています。
どちらにも、それぞれの魅力があります。
イタリアの気軽さと、日本の丁寧さ。
この2つをうまく組み合わせられたら、日本のカフェならではのエスプレッソ体験をつくれるのではないでしょうか。

日本のカフェに取り入れたいポイント
本場イタリアのスタイルを、そのまま再現する必要はありません。
大切なのは、自分のお店に合った形で取り入れることです。
たとえば、食後にさっと楽しめるエスプレッソを提案したり、お客様との会話のなかで豆や抽出方法を伝えたりするのもひとつです。
レバーマシンで抽出する様子を見てもらえれば、エスプレッソができあがる時間そのものも、お店の魅力になります。
「苦そうだから」と敬遠されやすいエスプレッソも、1人1人のお客様に丁寧に味わいや飲み方を伝えることで、興味を持ってもらい実際に体験してもらうことでエスプレッソの魅力に気づいてもらえるかもしれません。

エスプレッソをもっと深く知りたい方へ
Machinesta Associationでは、IZZOのレバーマシンやエスプレッソマシンの導入をサポートしています。
また、マシンを販売するだけでなく、エスプレッソの抽出方法や豆の知識を学べるコーヒー講座も開催しています。
- 「本場のエスプレッソについて知りたい」
- 「自分のお店に合う味を見つけたい」
- 「スタッフにも抽出の基本を学んでほしい」
- 「レバーマシンを導入する前に、実際に触れてみたい」
このような方も、お気軽にご相談ください。
マシンの導入から抽出技術まで、お店で提供したい一杯を一緒に考えさせていただきます。
エスプレッソに関するよくある質問
- Q1.イタリアのエスプレッソは、必ず苦いのですか?
- すべてが強い苦味というわけではありません。使用する豆や焙煎、抽出方法によって、甘みや香ばしさ、酸味の感じ方も変わります。
- Q2.エスプレッソには砂糖を入れてもよいですか?
- 好みに合わせて楽しんで問題ありません。砂糖を加えることで、コクと甘みが加わりバランスが整い味の変化も楽しめます。
- Q3.エスプレッソとドリップコーヒーの違いは何ですか?
- 大きな違いは抽出方法です。エスプレッソは機械的に圧力をかけて短時間で抽出し、ドリップコーヒーはお湯を粉に注ぎ自然に落として成分を抽出します。
- Q4.日本のカフェでも本場の味を再現できますか?
- 豆や焙煎、マシン、抽出方法を整えることで、本場のスタイルを意識したエスプレッソを提供できます。ただし、そのまま再現するだけでなく、お店の客層に合わせることも大切です。
- Q5.コーヒー講座では初心者でも学べますか?
- はい。経験に合わせて、エスプレッソの基本や抽出方法、豆について学べます。店舗スタッフの技術をそろえたい場合にもおすすめです。
まとめ
- エスプレッソは9気圧で短時間・少量抽出するコーヒー
- イタリアは苦味とコク、日本は酸味や香りの個性を生かす傾向
- イタリアは「日常の習慣」、日本は「味わう体験」として楽しまれる
- どちらが正しいかではなく、お店に合った形で取り入れることが大切
- レバーマシンでの抽出は、時間そのものがお店の魅力になる
まだ具体的な機種が決まっていない段階でも、ご相談いただけます。
店舗の規模や提供したいメニュー、設置環境などを伺いながら、一緒に考えていきます。
レバーマシンやエスプレッソマシンの導入、珈琲講座について気になることがございましたら、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
